インタビュー

求人・採用に関わる企業のキーマンや転職経験者にお話を伺いました

二人三脚で進める再生支援 お客様に寄り添うOAGコンサルティングの強みと魅力

経営・会計コンサルティングを中心に幅広い事業展開をする株式会社OAGコンサルティング(東京・千代田区 代表取締役社長:田中繁明)。会計コンサルティング部門で事業再生を担当し、マネージャーも務める辻宗孝氏に、OAGコンサルティングの強みや魅力について伺った。

株式会社OAGコンサルティング

会計コンサルティングチーム マネージャー

辻 宗孝氏

大学院を卒業後、フリーターを経て26歳のときに個人の会計事務所に入所。約7年間勤務し、33歳のときにコンサルティング会社への転職を決意。株式会社OAGコンサルティングに入社し、現在は会計コンサルティングチームのマネージャーを務める。

個人会計事務所から転職 会計に強みのあるOAGコンサルティングへ

―辻様のご経歴を教えてください

私は26歳の時、個人の会計事務所に入所するところからキャリアがスタートしました。そこでは約7年間、税務顧問等の一般的な会計事務所業務に従事しました。補助スタッフから始まり、最後には担当を持つようになったのですが、30歳前後のときに税務の仕事にマンネリを感じるようになりました。税務はお客様からアウトプットされた内容と情報に基づいて自分達の仕事が始まる。お客様のところで会計などそれに関連した情報が固まってきて、自分達はそれをチェックするのが基本。税務面のアドバイス業務や決算申告等もありますが、そういった“お客様のアウトプットから始まる仕事”というのに自分の中で面白みを感じなくなっていました。自分は学生時代から管理会計の勉強をしてきたので、アウトプットになる前の段階からお客様に寄り添った形で業務をしていきたいという思いが強くなり、コンサルティング会社への転職活動をしOAGコンサルティングに入社しました。入社して丸4年、現在5年目です。

―OAGコンサルティングに転職を決めた理由はなんでしょうか

コンサルティングの中でもより会計の色が強いコンサルティング会社を探していたので、このOAGコンサルティング、AGSコンサルティング、山田&パートナーズ、辻・本郷税理士法人などの、会計が基礎にあるコンサルティング会社への転職を考えていました。そうすれば今までの自分の経験等も活かせると思っていましたので。

その中でOAGコンサルティングを選んだのは、最初に内定をもらったからというのが一番正直な理由かもしれません(笑)もともと個人の会計事務所の経験しかなかったので、知識や経験が足りないと思っていました。大学院を出てからフリーターをしていた時期もあるので、そういった経歴でも、社長含めたOAGのメンバーが私にチャンスをくれたという想いがあったので入社を決めました。

守備範囲の広い会計コンサルティングの事業

―入社後はどういった業務をされていますか

私の今の仕事の中心は再生業務ですね、企業再生。私のいる事業部は、会計コンサル、事業承継、M&A、FOOD OAG事業(飲食店・飲食業に特化した税務顧問)、あとは不動産と保険関係を扱うアセットマネジメント事業、事業承継コンサルティング事業を展開しています。私はずっと会計コンサルの事業を担当していて、その中でも企業再生の業務が多いです。
会計コンサルでは事業承継やM&Aの事業部のサポート的な立場にもなります。例えばM&A事業部のデューデリをやったり。会計コンサル事業はもともとOAGコンサルティング創立時からあった根幹となる事業部で、そこから他の事業部に広がっていったということもあり、重なる部分はあります。
再生事業型のM&Aという形の取り組みもあり、「現状の会社の状況ではいい形で売却できませんよね」というところから、お客様の内部の経営状態を今より良い段階、良いステージに再生、改善をしてからM&Aで売却して売り切るというような再生型のM&Aという形も過去に数件やったりしています。

―案件直接をお持ちになっているのでしょうか

直接案件をもって業務にあたります。企業の成長支援、そこには改善も含みますがそういったものと、あとは再生事業ですね。お客様のステージや状況によってその二つを大きく提案しています。最初はどちらもスポット業務ですが、その後も成長支援を継続したり、再生事業も長期的に見たりと、短期間だけで完結するような業務ではないと思うんですね。最初はお客様とそのスポットの中で中期の事業計画を作って、次にその計画の実行段階にフェーズが移っていく。その実行を今度マスという形ですね、経営アドバイスサービスという形でつなげていって、お客さんと自分たちが作った計画を一緒に実行して歩んでいくというようなところを目指しています。まだ少しずつ始まっているところなんですけども、そんな風にスポットから継続につなげるような事業展開ができればなというイメージで動いています。お客様が自立することも大事ですが、必要なサポートと必要なあらゆる選択肢を私たちの立場からお客様にご提示できればいいのかなというイメージでいます。

大事なのはスピード感、お客様に寄り添う柔軟さと根気強さ

―会計コンサルティングチームが携わる案件はどのような案件が多いのでしょうか

お客様の業種は様々です。金融機関から企業様を紹介してもらって提案にいくという流れなので、いろいろな業種のお客様を担当させていただいています。
規模感で言うと、売上1億円~数億のお客様、私の知る範囲では数百億の規模のお客様まで幅広いですが、その中でも20億~50億くらいのお客様が数としては一番多いのではないかなと思います。
それぞれの案件は、2~3名で担当しています。プロジェクトマネージャーが1人いて、その下に2名コンサルタントをつけるという形です。
私でいえば、今は再生案件として同時に4件が走っています。1案件3、4か月というのが一つのスケジュールになっていてその中で一度計画を作っていくという流れです。

―御社のサービスの特徴や強みはありますか

ITの専門知識を有するスタッフがいるのは当社の強みの一つです。成長支援であっても再生業務であっても、基本的にはお客様のほうから様々な会計データをいただいて現状の分析から始まっていきます。その現状分析に必要となるためのデータ集計などはITに強いスタッフに依頼しています。出てきた結果を判断したり確認したり、そこから先を考えるのはやはりコンサルタントの仕事ですが、集計や分析作業は得意な人間にお願いするという形で取り組んでいます。
1日4、5案件こなせるようなスピードを求めているので、こうした専門スタッフがいるのは心強いです。また、コンサルタントのサポートはもちろんですが、お客様の成長支援の一つとしてもITに強い人間のサポートは大きいです。お客様内部でどうしても属人的になっていて人が動いてやっているような作業を、うちのIT部門が考えたツールを使って業務の効率化を図っていくといったような支援ができるのもうちの強みの一つです。

もう一つの特徴としては、スポットだけで終わるのではなくて、そこから継続していくということを前提としている点です。そのためにもスポットの業務の時にいかにお客様と信頼関係を築いていくかというのが非常に重要になってきます。案件を進めていくと、お客様とより深く話し込んでいかなきゃいけない内容がでてきたり、たまに意見がぶつかってしまうこともあります。よくあるコンサル主導の進め方では、時にお客様との信頼関係を築く難しさが出てきてしまい、計画を実行していく段階になったときに、お客様の前向きな賛同が得られなくなってしまうことも少なくありません。

しかしOAGは、コンサル会社であってコンサル会社っぽくないところもあって、お客様に寄り添うことを大事にしています。さきほど1案件3、4ヶ月と言ったんですが、その期間が長くなっちゃうこともあるんです。お客様自身がしっかり納得できるように、計画を進めていけるように、何度も何度も打合せを重ねて練り上げていく、そういうある意味泥臭い部分はあります。そこが大変な部分であり、時には面倒でもあるんですが、同時に面白みを感じる部分でもあります。そこでお客様との信頼関係を築けると、その後の業務がお客様にとっても我々にとっても楽しくなってくる。人間味ある仕事ができる。それはOAGの一つの特徴だと思います。というのも当社では、基本的には画一でのプラットフォームは使わないんです。一社一社に合わせた形で、全部ファーストヒアリングからしっかり作り込んでいくので、そこが大手や外資のコンサルティング会社とは大きく違う点だと思います。中小企業がクライアントに多い当社だからできるサービスだとも言えるのかもしれません。

―再生業務というと地方への出張が多いというイメージを持ったり、経営者の方との相性を気にされる転職希望者もいます

提携している金融機関は関東中心、東京中心なので、そのお客様が地方に工場や営業所などを持っていれば視察という形で行くことはありますが、私はそこまで多くないですね。案件自体の本社が地方のケースも時々ありますが、私個人はまだ経験はありません。
また、現在当社では常駐という形はほぼありません。今後の案件によってはあるかもしれませんが、今は週1回程度お客様のところに行って打ち合わせを重ねていくというパターンが多いです。

経営者との相性・・・こればかりは何とも言えないですが、再生というお客様が辛く苦しい時に一緒に携わっていきますから、そこで生まれる信頼関係というのは、私が今までやってきた通常の税務顧問の中では得られない関係性を築けています。やりがいや達成感を持てるところでもあります。再生になっている会社ではありますが、支援するのはその会社をずっとやってきた経営者の方でもあるので、自分が学べることはけっこうあるんですよね。我々はコンサルタントの立場なんですがお客様からいろんなことを学ばせてもらって、逆に自分たちもお客様に対して気付きや学びを感じてもらって、共に成長していけるというところはやり甲斐と面白みに繋がるのかなと感じています。

―OAGコンサルティングで働くという点では、他にどんな魅力がありますでしょうか

例えばM&Aは会計コンサルから派生してきた事業部なんですが、もともとは会計コンサル業務をやっていた今の取締役が新しい事業として立ち上げて作り上げ、現在ではうちの中核を担う事業になっています。当然やることに対して責任は問われますが、ある程度は自分のやりたいことにチャレンジさせてもらえるというのは、この会社の柔軟性の一つなのかなと感じています。
お客様のサポートにはいろんな形があると思いますが、自分が考える様々なコンサルをチャレンジできる職場環境ではあると思います。これまでやったことのない部分であってもサポートしたい、という積極的な話がメンバーからも上がってくる。そういう職場環境だと思います。

私達の仕事は考えることが得意じゃないとなかなか難しい仕事なのかなと思っています。お客様に対して考えるのもそうですし、自分がコンサルタントとしてどうなっていくのか考えることもそうですし、さらに考えたあとの実行をいろんなところで表現できる会社だとは思いますね。自分の考えやアイディアを実現するチャンスが与えられる環境だと思います。

―どんな方にOAGコンサルティングに来てほしいとお考えでしょうか

お客様、お客様の取引先、あとは自社の社員達に対してもそう、自分の利害関係者、周りの方達を謙虚に尊重できる人間というのは必要ですよね。再生のお客様のケースであれば、問題をしっかり自分で受け入れて、その上で接していかなければいけないので、どんな方であってもきちんと尊重する、受け入れる姿勢を持っていることは大事です。あとは自分自身が学んで成長していくということに対して貪欲な方がいいですね。
また経験の有無に関係なくリーダーシップを持つことも重要視しています。仲間内でもリーダーシップを発揮できる人、臆せず意見を言ってくれるような方、上下関係なくやれる人というのが最も欲しいなと。

実は今いる社員でも未経験の人間は多いですよ。10人のうち4人は新卒ですし、残り6人のうち半分くらいは業界未経験で入社してきましたから。コンサルティングはものを売る商売ではないから人材がすべてなんですよね。未経験でも知識が浅くても、仲間意識をもって働いていくということの方が大事だと思っています。

―最後に、採用候補者へ向けてメッセージをお願いします。

今現状のスキルがどうこうではなく、自分の成長とお客様の成長を一緒にリンクしてできる、成長することに喜びを感じられる、そういった人と同じ職場で是非働いていきたいと思っています。壁があっても、壁を乗り越えることに喜びを感じて充実感を得られる人、そういう人達と一緒に、いろんな案件をチームとして組んでやっていけたら多分もっともっといい、楽しい職場になると思っています。

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