インタビュー

求人・採用に関わる企業のキーマンや転職経験者にお話を伺いました

M&Aを「成功」にまで導くために PMIコンサルティングを専門におこなう日本PMIコンサルティングの仕事とは

株式会社日本M&Aセンター(東京・千代田区 代表取締役社長:三宅卓)より設立された、M&A後の成長を実現するためのコンサルティングサービスを提供する株式会社日本PMIコンサルティング(代表取締役社長:平山巌)で取締役を務める宮川崇氏に話しを伺った。

株式会社日本PMIコンサルティング

取締役 公認会計士

宮川 崇 氏

公認会計士として大手監査法人にて監査・コンサルティングを担当。2011年に株式会社日本M&Aセンターに入社。M&Aアドバイザリー業務に従事したのち、M&A後の統合プロセスを専門にサポートするPMI支援室を立ち上げて室長に就任。株式会社日本PMIコンサルティングの取締役として、数々の企業でM&A後のPMIをサポートしている。

M&A「成約」のあとの「成功」がゴール PMIを通じてM&Aを「成功」に導く

―宮川様の経歴を教えてください

会計士の試験に合格をしてから、大手監査法人の東京事務所に勤めておりました。5年ほど働いたあとに家庭の事情で実家のある大阪に戻らないといけないということがあり、転職活動をするなかで株式会社日本M&Aセンターと出会ったという経緯です。
父親が中小企業の経営者だったのですが、私が高校生くらいのときにM&Aで会社を譲渡しています。ただM&Aのあとがうまくいかず。いわゆるPMI(Post Merger Integration:M&A成立後の統合プロセス)失敗という状態になりました。そういったことがあって、M&AやPMIというのが私の中でキーワードとしてありました。
監査法人を退所して日本M&Aセンターに転職し、日本M&Aセンターの大阪事務所でM&Aのスキーム構築や企業価値の算出などをやっていました。5年ほど経って一通りやったなという気持ちにもなり、次はPMIかなと考えるようになりました。
それを社長の三宅(代表取締役社長 三宅 卓 氏)とも相談して、PMI支援室を立ち上げることになりました。その流れでPMIを専業でおこなう会社を立ち上げることになった、というのが株式会社日本PMIコンサルティング(旧 株式会社CGパートナーズ)設立までの経緯となります。

―PMIのサポートというのがどのようなものか教えてください

M&Aというのは成約してからが本番です。「成約」のあとの「成功」がゴールであって、買い手と売り手の両者が一緒になって、右肩上がりに両者とも成長していくという状態が目指すべき姿としてあるわけです。
とは言ってもなかなかその姿を実現するのは難しくて、成約後の統合プロセス、PMIでうまくいかないこともあるわけです。PMI支援室を立ち上げてから、それまで日本M&Aセンターで成約した案件にお話を聞いたり、実際にPMIをサポートしたりするなかで、いくつか失敗しているPMIの特徴というのがわかってきました。
PMIで失敗するケースというのは、買い手側の「当たり前」を買収した会社に押し付けてしまうケースや、買い手側がM&Aへの投資金額を早く回収しようと焦りながら進めてしまうケース。逆にお互いが気を遣ってしまいお見合い状態のようになってしまうケース。このようなPMIが失敗する状態に陥らないように、日本M&Aセンターが蓄積してきた会計の知識や法務の知識、M&Aのノウハウを用いて、M&Aを「成功」まで導く。それが、我々のPMI支援サービスです。

M&A「成約」のあとの「成功」がゴール PMIを通じてM&Aを「成功」に導く

―PMIコンサルティングの内容について教えてください

多くの場合、M&Aではそれを機に売り手の社長が辞めて、新たな経営者として買い手から人が送り込まれてPMIが進んでいきます。買い手社長の右腕だとか番頭さんのような立ち位置の方が送り込まれることになるのですが、その方に経営の経験があるということの方が稀なことだったりします。
経営者として売り手の従業員の方々とうまくコミュニケーションをとったり経営のビジョンを作っていったりと、いろいろな課題があるのですが、そこに我々が入ってPMIをサポートすることで、新たな経営者と一緒に経営課題を解決しながら企業の成長を実現していきます。
PMIをサポートする立場としては、コンサルタントというよりインテグレーター。導く人とか調整する人、という位置付けでサポートをおこなっています。
具体的なサポートの中身でいうと、定量面と定性面をバランスよくサポートするというのが我々の特徴としてあります。
定量面では、決算の早期化など早い段階で信頼できる経営数字を出せるように環境を整えます。そのうえで、各々の会社にあったKPIを設定し、それが反映された経営報告資料を作成する。その経営資料を月次で出せるように制度を整備して、経営のインフラを整えていく、といったことをしています。
定性面では、新たな経営者と一緒に対象会社のキーマンにインタビューしたりしながら、ヒト・モノ・カネをどうしていくかを考えていきます。特に組織のところで、例えば業務の引き継ぎとか、新たにやらないといけない業務なんかを洗い出して、新たにこういうスキルセットを持っている人を採用したほうがいいですよ、とアドバイスをするといったようなことをおこなっています。

―日本PMIコンサルティングでの仕事のやりがいを教えてください

PMIサポートのやり方にあわせてメンバーもざっくりと大きく2つに分かれています。定量面で活躍するのは会計士。定性面では経営コンサル系、ビジネスコンサルをやっていた者や、会議のファシリテーションやコーチングを専門にやっていた者などがいます。
そうやって異なるスキルを持っている人間が一緒に仕事をするので、例えば会計士の方がビジネスコンサルとしてのスキルが身につけられるなど、スキルの幅が広がっていくというところが一つのやりがいなのかなと思います。
また、PMIのプロジェクトを進めるあいだ、基本的には企業のアッパー層と話しをすることが多くなります。実際に経営に携わりながら、相手の社長からの影響もあったりして、経営の目線というのが自然と身についていく。こういった点が我々の強みであって仕事のやりがいでもあるのかなと思いますね。

コミュニケーションと経営への興味 お客様の笑顔に触れる仕事

―どのような方が日本PMIコンサルティングで働く人として向いていますか

会計士の方であったら、コミュニケーションが好きな人や経営に興味がある人というのが向いていると思います。
社長にかわいがってもらえるようなタイプでありながら、こちらの意見をしっかり伝えられるような人。そういう人になるためにはコミュニケーション能力がないと難しいですよね。
また、経営に携われるというのが我々の仕事の魅力なので、まずはそこに興味がある方。ゆくゆくは独立をしようと考えている方なんかもいいと思います。この会社を踏み台にして独立するのもいいですし、そのための能力が身につけられる場だと思っています。

―最後に、採用候補者へ向けてメッセージをお願いします。

監査法人で働いている会計士の方に多いと思いますが、過去の数字に対する会計ではなくて未来会計がやりたいと思っている人、そのようなマインドを持った方にはぜひ選考を受けてほしいですね。
サービスを提供したい、お客様の笑顔を見たい、というサービス精神を持った会計士の方なんかにはとてもあう仕事です。
繰り返しにもなりますが、コミュニケーションが好きで経営のスキルを身につけたいと思っているような人は歓迎していますので、ぜひ来ていただければと思います。

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